【事例紹介】“哲学ある商品”へリブランディング事例

はじめに:よくある悩み「商品はいいのに、なぜか売れない」

春の訪れとともに、ブランディングや販路拡大に関するご相談が多く寄せられています。
中でも多いのが「商品には自信がある。でも、なぜか選ばれない」という声です。


今回は、
商品の本質を再定義し、ストーリーと届け方を最適化することで、ふるさと納税申込数20倍・海外では“1玉1万円”でも即完売という成果を生んだ、高級フルーツのリブランディング事例をご紹介します。

結果ハイライト:ふるさと納税申込件数20倍、海外で“1玉1万円”で即完売!

高品質な国産フルーツを扱う農家国内のふるさと納税返礼品申込件数が 100件 → 2,000件(20倍)。国内売価1玉平均4,000〜5,000円の果実が、海外では1玉10,000円という高価格帯で完売。認知のなかった輸出品目で、市場開拓・販売実績を実現しました。

なぜこれが実現できたのか事例をご紹介いたします。

Before|有名産地ブランドの一つに過ぎなかった

この生産者さんが拠点とする地域は、全国的なブランドがひしめく“激戦区”。他と同じ土俵で戦うには困難を極める場所でありながら、農薬を使わないことが難しいとされる作物に対し、あえて減農薬に挑戦。食べる人の安心を第一に、惜しみない努力を重ねていました。しかし、その価値は伝わりづらく、実力があっても評価されにくいという課題を抱えていました。

After|産地ブランドに依存しない、“その人だから”選ばれるブランドへ
私たちは、SNOWJEWELS独自の視点で商品の本質を深掘りし、これまで伝えきれていなかった 「品質」「生産背景」「つくり手の哲学」など、選ばれる理由を“見える化”。 本来の価値を正しく言語化・再編集し、“価値にふさわしい価格”で売れるブランドへと導きました。

その結果、ふるさと納税では申込件数が20倍に成長
単なる商品紹介ではなく、「なぜこれを選ぶのか」が伝わる設計が、確かな成果に結びつきました。

“ない市場”に挑み、海外で売価2倍“1玉1万円”で完売した理由
Before|どんなに品質が高くても、海外では“選ばれなかった”
果実の鮮度管理が難しく、「食べ頃は3日以内」といった扱いにくさが敬遠され、流通の都合で品質の劣る商品が“とりあえず輸出”されるケースが大半。海外のバイヤーや消費者にとっては「高価なのに特徴がわからないもの」に映り、販路はあってもリピートや認知にはつながらず、市場そのものが形成されない状態でした。

After|“哲学ある商品”として、新たな市場を創出
私たちは品質を損なわない流通設計を採用し、現地の日本人スタッフとも価値観を丁寧に共有。販売時には現地での試食フェアを実施し、消費者の体験価値を最大化しました。その結果、文化的に馴染みのなかった品目でありながら、海外の高級百貨店では国内売価2倍「1玉1万円」で即完売。まったく市場がなかった場所で、“新しいカテゴリ”としての需要を掘り起こすことに成功しました。

 SNOWJEWELSの支援とは?

私たちが支援しているのは、ただの広告やデザインではありません。
 商品の価値を再発見し、
 正しく言語化し、
 本当に求めているお客様に“適切な形”で届けること。
そしてその先の販路開拓・営業活動まで、現場に入りながら一緒に仕組みをつくります。

 まとめ:想い × 仕組みが、新たな市場を生む

作り手の想い × 私たちの知見 = 選ばれるブランドと売れる仕組み
“いい商品”を“売れる商品”に変える、それが私たちの役割です。
▼ 同じようなお悩みをお持ちの方へ
商品開発をしたけど伝えきれていない
地域資源をブランド化したい
海外市場やふるさと納税で成果を出したい

ぜひ一度、お気軽にご相談ください。  

TOP