【事例紹介】農家の売り上げ50倍に寄与した戦略ブランディング

平素よりお世話になっております。株式会社グーニーズグループ広報戦略担当の石田です。

弊社は、お客様が抱える潜在的なニーズを顕在化し、課題解決に向けた支援を行うことを目的としております。そのために、課題解決に役に立つさまざまなメソッドを提供しています。
この記事では、弊社の事例を通じて、お客様の課題解決のヒントとなる情報をご紹介いたします。

今回は「ブランド戦略で市場シェア拡大した成功事例」 をご紹介いたします。
〜北海道江別市のとうもろこし農家さんの事例〜
北海道でとうもろこし専業の農業を行い、極力農薬を使用しない環境に配慮した栽培をしている農家さんとは、弊社ブランドのSNOW JEWELS®が6次化産業プランナーとして活動する中で、規格外品の活用について相談を受け、早朝の収穫時に農園を訪れたところから始まります。

「ほれ、食べみ」と手渡された採れたての生とうもろこしを一口食べた瞬間、トロッと溢れ出る蜜と濃厚な甘さに感動!この味に惚れこみ、多くの方に届けたいと、2013年からプロデュースを開始しました。

商品に付加価値をつけるネーミング
当初のブランド名は「フルーツコーン」でしたが、他の商品との差別化が難しいため、とうもろこし独自の魅力に注目し、食べた瞬間のシズル感や北海道らしさを残したキーワードを含めて「しろみつとろきび®」という名称に一新しました。
※北海道では、昔から【とうもろこし】のことを【とうきび】と言います。
ブランディング策定でプロモーション効果の向上
商品の潜在的な魅力をSNOW JEWELS独自の7つの基準で体系化・言語化したことで、商品の魅力がわかりやすくなったと言われ、有名バラエティ番組や情報誌等メディア露出、SNSでの認知度が向上し、商談機会や商談成約率は年を重ねるごとに増加し続けました。

当初2,000本程度の出荷量が、大手百貨店や高級スーパーなどの販路開拓、ECなど販売チャネルを増やし、全国展開を実現しました。2021年には香港・シンガポール・北米など海外輸出を開始し、当初の出荷量の50倍、100,000本を突破しました。

農園は、生産量が増加しても、手に届く範囲で丁寧に栽培しています。弊社は、長期での伴走サポートをし、アトツギ育成持続可能な農業経営に現在も関わっています。こちらは以下の手法論を用いて支援を行いました。

株式会社グーニーズグループは皆様に包括的なサポートを提供し、食などの資源の有効活用とブランド価値向上を実現しています。詳細なサポート内容については、ぜひお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事が皆様の課題解決のお役に立てますと幸いでございます。
次回は、「もったいない!から生まれた価値創造」についてご紹介いたします。

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